卒園までにひらがなが読めないと不利?小学校の先生に言われたこととは

小学校入学前、不安な気持ちを抱えている人もいるのではないでしょうか。

実は小学校入学前に「子供がひらがなを読めない」と悩んでいる保護者が意外と多いんです。

 

結論からいうと、

卒園までにひらがなが読めないとダメです!

 

・・・というか、かなり不利になります。

 

なぜ卒園までにひらがなが読めないとダメなのか、実際に小学校の先生に言われたことと、私が幼稚園の先生をしていた時にやっていたオススメの書ひらがな学習方法も書いていきますね。

目次

卒園までにひらがなが読めないとダメなの?

結論からいうと、卒園までにはひらがなが読めないとダメです!

ていうか、できれば小学校に入学するまでには「ひらがなの読み」だけは「完璧」にできるようにしておかないと厳しい!というのが本音です。

というのも、小学校の学習スピードは想像よりもハイスピード。

一年生のひらがな学習は、最初の1ヶ月で読みも書きも終わらせるようにカリキュラムが組まれています。

単純に計算しても、一日に2〜3文字も覚えなければいけないことになるんです。

大人でも新しいことをそのスピードで覚えるとなると大変ですよね。

 

わたしが働いていた幼稚園の地域では、幼稚園や保育園ごとの入学した時の学習差をなくすために、それぞれの園と小学校の先生が定期的に会議を行っていました。

そこで、実際に小学校の先生が言っていたことはこうです。

 

「読み」は園での学習で完璧にしておいてほしい。

できれば、「書き」までできるように!

 

小学校側も、読めることを前提で授業を進めていくということなんですね。

ですから、入学後に一から学習するとなると、かなり大変で遅れをとる可能性大なんです。

※学習のスピードは地域差や小学校ごとの考え方の違いがある場合もあります。

 

しっかりと学習についていく為には、入学前にひらがなを読めるようにしておき、余裕を持つことが大切です。

ここまで読むと、ひらがなが読めないお子さんのお父さんお母さんは心配になってしまいますよね。

しかし焦りすぎなくても大丈夫。次に紹介するポイントに沿って、楽しく学習させてみてください。きっとすぐに読めるようになるはずです♪

 

入学までに覚えられなかった場合はどうすればいい?

もし入学までにひらがなが読めるようにならなかった場合は、家庭で復習のサポートをしてあげてください。

最初のほうにも書いたように、小学校でのひらがな学習はハイスピード。その日に習ったひらがなは、その日のうちに復習しないと、どんどん混乱してついていけなくなる可能性があります。

こちらも無理にやらせるのではなく、楽しく学んで自信をつけさせることが大切です。

それでは復習をサポートする方法を紹介します。

 

オススメの復習方法

習ってきたひらがなのカードを見ながら、そのひらがなから始まる言葉をできるだけ多く言っていく方法です。

「く」であれば、「くま」「くつ」「くじら」と言っていきます。

目でひらがなを確認しながら、頭の中でそのひらがなから始まるモノを思い浮かべることで、ひらがなの形と発音が一致し、読めるようになっていくんです。

お家の人と順番に言っていき「多く言えた方が勝ち」などのルールを決めるとさらに楽しめますね。

 

▼こういう動画を使って覚えていくのもオススメです。

 

このように、入学までにひらがなが読めなくても復習をきちんとすれば大丈夫。

大切なことは、子供に任せきりにせずにお家の人がサポートすることです。

コミュニケーションをとるきっかけにもなるので、ぜひ試してみてください。そして、周りのできる子供と比べるのではなく「自分の子供ができたところ」に焦点をあてて、たくさん褒めて学習させてあげてくださいね。

子供は褒めた分だけ自信をつけて成長してくれますよ。

 

まとめ

小学校入学までに、ひらがなはすべて「読めている」ことが好ましいです。

なぜなら、小学校のカリキュラムもそのように組まれていることが多く、ひらがなが読めないと子供が大変な思いをしてしまうからです。

とはいえ、ギリギリまで学習してこなかった場合は間に合わないこともありますよね。そんな時は、お家の人が手伝って学習させてあげれば大丈夫です。

決して早く覚えさせようと焦って、イライラしてはいけませんよ。

あくまでも「親子で楽しむ」ことを意識して、楽しく学ばせていきましょう。

ひらがなが読めれば、ほかの教科の学習への意欲にも繋がるかもしれません。

素敵な小学校生活が送れるよう応援しています。

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